iDeCoのメリット・デメリット|40代から始めても遅くない理由

「iDeCoは節税になると聞くけど、今さら始めても受け取りまで20年もないし、意味がないんじゃないか……」

そんなふうに思っていませんか? こんにちは、さけパパです。

結論から言いましょう。40代こそ、iDeCoのメリットを最も「美味しく」味わえる世代です。

確かに20代に比べれば運用期間は短いかもしれません。しかし、40代には20代にはない「高い所得」と「安定した家計」があります。これは日本酒で言えば、じっくりと時間をかけて旨味を引き出す「長期熟成酒(古酒)」のようなものです(笑)

今回は、40代パパが今すぐiDeCoを検討すべき理由と、知っておくべきリスクを整理してお伝えします。


目次

iDeCoは「老後専用の貯金箱」みたいなもの

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、ざっくり言うと
自分で積み立てて育てる“老後のお金”の仕組みです。

毎月決めた掛金を積み立てて、投資信託などで運用し、原則60歳以降に受け取ります。

さけパパ的にいちばん分かりやすい例えはこれです。

  • NISA:出し入れできる「普段使いの資産形成ボックス」
  • iDeCo:基本的に開けない「老後専用の金庫」

金庫だからこそ強い優遇がある、というイメージですね。


iDeCoのメリットは「節税」が主役

iDeCoの魅力は、投資のリターンというより税制優遇の強さです。iDeCo公式でも、税制優遇は大きな特徴として整理されています。

掛金がまるごと所得控除になる

iDeCoの掛金は、全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象になります。

たとえばiDeCo公式では、毎月1万円積み立てて、所得税10%+住民税10%のケースだと、年間2.4万円の税負担が軽くなる例が示されています。

「運用が増えるかどうか」と別軸で、税金が軽くなる可能性がある
所得が多い人ほど節税効果は大きく、ここがiDeCoの一番のメリットです。

運用益にも税金がかからない

通常、投資で得た利益には税金(源泉分離課税20.315%)がかかりますが、iDeCoの制度内での運用益は非課税で再投資されます。これはNISAと同じですね。

受け取り方に応じて控除がある

iDeCoは受給時にも、
一時金なら「退職所得控除」、年金なら「公的年金等控除」の対象になり得ます。

細かい最適解は人によって変わりますが、少なくとも「受け取るとき全部課税」ではない、というのは安心材料です。


デメリットは「引き出せない」が最強すぎる

ここからは、iDeCoのデメリットについてです。

原則60歳まで、引き出せない

iDeCoは年金制度なので、60歳になるまで資産を引き出せないのが原則です。

これがあるので、

  • 生活防衛資金
  • 数年以内に使う予定のお金(教育費・車・住宅など)

をiDeCoに入れるのは、基本おすすめしません。

手数料がかかる(ゼロではない)

iDeCoはNISAと違って、口座管理などの手数料が発生します(金融機関や加入状況で異なります)。
「少額からでもOK」ではあるけれど、少額すぎると手数料の存在感が出ることもあります。

※ここは金融機関ごとの条件差が大きいので、本文では「ある」ことだけ押さえておき、詳細は口座開設候補で確認するのが安全です。

税制優遇を受けるには、手続きが必要

掛金が所得控除になるのは強い一方で、控除を受けるには年末調整や確定申告での手続きが必要です。

iDeCo公式サイトでも、控除証明書(小規模企業共済等掛金払込証明書)の発行・発送について案内があり、10月下旬ごろから順次発行・発送とされています。

「勝手に全部やってくれる」ではない点は、最初に知っておくと安心です。


40代からiDeCoが向いている理由

「若い人のほうが有利なんじゃない?」と思われがちですが、40代には40代の強みがあります。

税金の重さを実感しやすい

20代の頃より、収入が上がって税負担を感じやすい人も多いはず。
だからこそ、掛金が所得控除になるメリットが“体感”になりやすい。

老後までの距離が「現実の数字」になる

老後が遠すぎると、どうしても優先順位が下がります。
でも40代は「あと20年・15年」が具体的に見えてくる時期。

iDeCoは“老後専用”だからこそ、目的がブレにくいのも強みです。


さけパパ流|iDeCoは「老後専用」と割り切るとラク

iDeCoを続けやすくするコツは、気合いよりも設計だと思っています。

  • まずは生活防衛資金を現金で確保
  • 使う可能性があるお金はNISAなど“動かせる箱”へ
  • それでも老後まで使わない分を、iDeCoの“金庫”へ

こう分けると、「引き出せない」が怖さじゃなくて強制力に変わります。


注意点はここだけ押さえればだいたいOK

余裕資金の範囲で、無理なく

iDeCoは途中で使えない前提なので、家計に無理が出る金額設定はNG。
「続けられる金額」が正解です。

“節税=儲かる”ではない

節税メリットは大きいですが、運用商品によっては価格が上下します。
税が軽くなっても、運用リスクはゼロにはなりません。

受け取り方は、将来あらためて考えればOK

受け取り方(年金/一時金など)で税の扱いが変わり得ます。
ただ、最初から完璧に設計しなくても大丈夫。
制度を知った上で「まず始める」のは十分アリです。


よくある誤解を、いったん整える

「iDeCoはお金持ち向け」

→ そんなことはありません。少額からでも始められ、掛金が所得控除になるのが特徴です。

「NISAより絶対iDeCoが先」

→ 目的が違います。iDeCoは老後専用で引き出せない。NISAは柔軟に引き出せる。自分の家計と目的で順番は変わります。

「節税できるなら、できるだけ満額が正解」

→ 生活が苦しくなると継続できません。iDeCoは“続けて強い”制度なので、無理しない金額がいちばん強いです。ただ、余裕があれば満額入れれるとその分節税効果は大きくなります。


まとめ|40代からのiDeCoは「遅くない」。ただし向き不向きはある

最後に要点だけまとめます。

  • iDeCoは老後資金づくりに特化した制度
  • 掛金が全額所得控除になるなど、税制優遇が強い
  • 一方で、原則60歳まで引き出せないデメリットがある
  • 40代は税負担を感じやすく、老後が現実になる分、節税の強みが出やすい
  • 「老後専用の金庫」と割り切れる人ほど相性がいい

iDeCoは、気合いで頑張る制度というより、
**仕組みで“将来の自分を助ける制度”**だと思っています。

焦らず、まずは家計の余裕を確認して、
「続けられる金額」で検討してみてください。


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